篠笛を吹く

篠笛を吹くのは大好きです。

時々しか吹かないし、全然レパートリーは増えないけれど、この鹿島大神宮の鎮守の森で、たった一人で吹くのが好き。


この写真は妹が撮ってくれました。先夜行われた「中秋の名月ー鬼と遊ぶ雅楽の夕べー」の午後のことです。

自作の絵本『やんちゃももたろう』を朗読なさることになっていた版画家の野村たかあきさんが、

「雅子さん、笛の音入れてよ」

とおっしゃるので、久しく吹いていなかった私は大あわて。

(えっ、何を吹こう。どこでどんな風に入れればいいんだろう。だいいち音は出るの?)

となっているわけです。


この後一応の打合せをしたけれど、ぶっつけ本番なので、その通りにはならず、お互い適当な掛け合いになりました。

(この場合の「適当」はちょうどいい塩梅のところ、という意味ね)

緊張したけれど、ちょっと楽しかった。また機会があったらやってみたいと思います。

鎮守の森にようこそ

神社や鎮守の森でおこった出来事、社務をとりながら考えたことなどをつづりました。  禰宜 雅子

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